池袋暴走事件「故障はなかった」と裁判で証言
東京都・池袋で車を暴走させて11人の死傷者を出した罪で起訴され、裁判で無罪を主張している飯塚幸三被告(89歳)の裁判で、警視庁の捜査員が事故の鑑定内容について証言した。
事故で大破した自動車からコンピューターを取り出すなどして調べた結果、ブレーキにもアクセルにも故障はなかったということが判明した。
自動車が暴走した原因は、ブレーキとアクセルのペダルの踏み間違いだと主張した。飯塚幸三氏が無罪を主張する中、このような調査結果が明るみになった。飯塚幸三被告は高齢で、大方の見方どうりの結果となった。
このような証言が出てきてこれから裁判はどのような方向で展開していくのだろうか。飯塚幸三氏が無罪を勝ち取れる可能性はかなり低くなってきた。