大河ドラマ「麒麟がくる」最終回は高視聴率で有終の美

廃油の長谷川博己(43歳)が主演を務めるNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回の視聴率は18.4%だったことが2月8日わかった。新型コロナ禍の影響による3カ月の休止を挟んでオンエアが再開された第22話以降で最高、初回放送の19.1%に次ぐ番組2位の高視聴率をマークした。

瞬間最高視聴率は本編放送終了直前、午後8時57分の21.6%「本能寺の変」から3年後、主人公の明智光秀らしき侍が馬を駆って地平線に向かって行くラストシーンだった。最終回の視聴率、18.4%は第2話の14.6%を大幅3.8%上回り、放送開始後の最高視聴率を更新。

世界の果てまでイッテQの15.3%、テレビ朝日のポツンと一軒家の14.6%を上回り、同時間帯横並びトップに立った。初回19.1%と好発進、前半は15%前後で好調に推移したが、放送再開後は13%前後に落ち込んだ。戦後最大のミステリーにして今作最大のクライマックス「本能寺の変」を描いた最終回に大きな注目が集まり、前回第43話の13.9%から大幅4.5%増と一気に盛り返した。

大河ドラマ59作目、第29作「太平記」を手がけた名手、池端俊策氏(75歳)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主演に据え、その謎めいた半生を描いた。昨年1月19日スタート、新型コロナウイルスの影響で、途中3カ月の撮影・放送休止を挟み、1~12月の暦年制としては史上初の越年放送となった。

麒麟は王が仁のある政治を行う時に必ず現れる聖なる獣、最終回のラストは「山崎の戦い」で羽柴秀吉に敗れた後も、光秀が生き延びて僧侶「南光坊天海」として徳川幕府の幕政に関わったとの生存説に含みを持たせた衝撃のシーンとなり、SNS上などでも騒然となった。